JAGDA「やさしいハンカチ展」に参加いたしました。

JAGDA会員が制作したハンカチを展示するとともに販売をいたします。
お客様が1枚のハンカチを購入するごとに、
同じデザインのハンカチが「被災地のこどもたち」に届けられます。

日本橋高島屋での展示(作品145点)

名称:「JAGDA東北復興支援チャリティ やさしいハンカチ展」
期間:11月10日(木)〜11月22日(火)10:00-20:00
会場:日本橋高島屋 8F特設会場

デザインハブ展(作品586点)

名称:「JAGDA東北復興支援チャリティ やさしいハンカチ展」
期間:11月18日(金)〜12月25日(日)11:00-19:00
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ

これまでに大阪、台北、札幌で開催。長岡、仙台でも開催されるそうです。

特設ウェブサイト

No.063 満島 弘

これまで読み続けてきたメールマガジンに
渡瀬 謙氏の『ストレスなしの営業を提案する「営業のカンセツワザ」』があります。
渡瀬 謙 サイレントセールス・オフィス

営業と聞くと拒否反応のようなものを感じていた私にとって、同氏のサイレントセールスという言葉は大変魅力的でした。
それまではステレオタイプのように営業=強引なトークと勝手に思い込んでいたからです。
メールマガジンに登録してみると、落ち着いた語り口で無理のない営業についての考え方が紹介されていて、気づけば私の数少ない拝読マガジンとなっていました。

渡瀬氏は、これまで多くのビジネス書を発行していたのですが、
今回はじめての小説として『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』を書いたとのことで、興味を持ちました。

正直なところ、表紙には若干の違和感を覚えましたが(そもそもターゲットが異なるためでしょう。)営業という仕事に向き合う新社会人のまじめで素直な気持ちに追従することができ、新入社員の方はもちろん、それ以外の人にも働くことへのさわやかな感動を思い起こさせる良書でした。

今回の記事のタイトルにもした「なんのために仕事をするのか?」という人間なら誰しも抱く永遠のテーマについてもあらためて前向きに考えるきっかけをこの本は与えてくれます。

切り口は異なりますが、仕事というキーワードでこれまで印象に残った西村 佳哲氏の『自分の仕事をつくる』という本を思い出しました。

先日、教えていただいた名著。

この本が、中学や高校での社会科の必読書になったら社会はよりよい方向に少しずつ変わるのだろうか。

現代社会でいっこうに改善されない様々な問題ー南北格差や都市と地方との不均衡、雇用問題、環境問題、平和と経済などーを1973年に既に詳細に述べていて、それから数十年たった日本でも今まさに取り組まなければならない切実なものとなっていることに驚愕を覚えました。それらの問題を人間性を踏まえた視点で考えているところにもシューマッハーという人の本質を探究する独自性や普遍性を感じました。

現在、先進国と呼ばれているところでの経済学とは、どのようなことを教えているのかもちょっと気になりました。もちろん生産技術や自然科学を教える分野でも彼の考えに一度は接する機会は必要でしょう。デザインでも。

出版当時から、世界でベストセラーになったようですが、個人的にもっと早く読んでおけばと思いました。こういう本は、知っている人は知っているのでしょう。

スモール-イズ-ビューティフル-講談社学術文庫-F・アーンスト・シューマッハー

twitterにて石井氏の講演会タイトル「永訣の朝・身体の痕跡・ポストタンジブルビット」を目にした時、直感的に参加申込をしました。

高校の国語の教科書に載っていた宮沢賢治の詩が私の記憶に残っていて、「あめゆじゆとてちてけんじや」という不思議なことばを思い出しました。

その詩をMITメディアラボの方が講演会のタイトルにするということがたいへん魅力的に思えたのです。

石井氏は、タンジブルユーザーインタフェースの研究で世界的な評価を得た研究者です。アート、サイエンス、テクノロジー、デザインという様々な領域に理解のある(各自の頭にすべてを住まわせることができる?)人々が協創することで生まれる独創的な研究を行っています。

講演会は参加者にも前向きな力を与え、今まで参加した講演の中でも最高に素晴らしいものとなりました。
石井氏の圧倒的なバランス感覚にも感銘を覚えました。

MIT Media Lab - Tangible Media Group


以下は、講演会の覚え書きです。


●表現(永訣の朝)

永訣の朝の詩の肉筆原稿を一度みたいと思っていた石井氏は、岩手の賢治の博物館を訪れました。そこで、9ポイントの文庫本の活字とは異なり、農作の合間に書いたであろう土や汗などを含んだ手書きのよごれのある原稿(賢治の手、インクの変化)に、創作のプロセス、苦悩を感じ取ったそうです。(フィジカルとデジタルとの大きな溝、身体の痕跡、大量印刷=そぎ落とされていく、現在もアスキーテキストで流れていく、痕跡すら残せないメディア)(フィジカルデザインメディア)

●表現(ねんど+コンピュータ)

現在のネットや映像の多くの世界はデジタルのメディアであり、それに対してタンジブルというインターフェイスは、フィジカルとデジタルとを橋渡しするようなヴィジョンとのこと?

●想像、感動(若山牧水)

HDTVなど完成したPXではなく、いかにInspireさせるか!

●小瓶

落とすとわれてしまう。唯一のもの=美の本質。
天気のわかる母への小瓶。=日々の自然なメタファー。日々の愛する生活。

●変化

大きなビューをもたないとわからなくなる。アーリーモーニングシステム。

●理念

Vision=100年(すぐにいえない未来)=Art!=アカデミア?
Applications=10年
Tech=1年

●科学博物館(東京でいえば科学技術館?)

惑星装置→身体化=そろばん(10進数をメカニカルに表現している)

アフォーダンス、シンプル、メカニカルなトランスペアレンシー対PC(ブラックボックス)、無力感

●重力

なぜ1Gか、問わない、当たり前になってしまっている。
最近ではgoogle=ブラックホール、みなさんを吸い込もうとしている。

●GUI とTUI

GUI
Visual, General purpose, Remote control

TUI
Tangible, Special purpose, Direct manipulation

●世界はメタファに満ちている=すべて意味がある

メタフォリカルなジャンプ。

●ライフ イズ ショート(なぜ?→哲学→普遍的→未来→死後)

●燃料(飢餓、屈辱、プライド、情念)問い(なぜ?)

●出る杭は打たれる。出すぎた杭は誰も打てない。

●独創

100m走(トラックではなく、原野を走る)

1.問いを発する。(発し続ける)
2.ビジョンがエンジン。翻訳ではなく。

●未来は既にきている。が、均等にはきていない。


●スポンサーを大募集中とのことです。

新しいメディアラボの部屋の名付け親になれる権利も
1億円の部屋、5億円の部屋など。

JAGDA会員365人による、2010年版の日めくりカレンダー制作プロジェクト。

今からちょうど一年後の2010年10月18日を担当いたしました。
時間の連続性と今日がめくられて過去になり明日が現れるという時間の断続性とをフォトグラファー本田犬友さんの写真を用いて表現しています。

印刷にはワイドカラーの4色、用紙には風合いのあるNBリサイクルGAのホワイト110kgを使用しています。
ハローサンロクゴ
October 18, 2010※ウェブ上では1年後に画像を公開

著名な方々も多数参加しているプロジェクトなので
印刷好きはもちろんそうでない方にも楽しんでいただける日めくりカレンダーになっております。
今年の10月26日には発売なのでお手にとっていただけると幸いです。
今なら予約価格で多少お安くなっているようです。
365日、365人、365枚の作品カレンダー

アクセシビリティに関する公開討論会「だれもが使えるウェブサイト」へ仕事の合間に行ってきました。

もともとアクセシビリティには興味があり、以前にも何度か勉強会などに参加したことがあったのですが、最近の動向や様々な立場の人のウェブ利用に対する声を知りたいというのが動機です。

今回はまた「Twitterによる実況(tsudaる)が聴覚障害者への情報保障という観点で注目されている」との考えを事前に聞いたり、セミナーに参加する際にTwitterに書き込むことにより自分の理解が増すのではという思い(こちらが本音)からノートを開いてカチカチやっておりました。

実際に討論会が始まってみるとできの悪い学生のごとくノートをとるのに必死で、確かにその時々の発言者の内容を短いセンテンスで理解してまとめ、打ち込むという点ではよいのかもしれませんが、あくまで自分が瞬時に把握した発言者の内容を討論会に参加していない人が見ているかもしれないというリスクをとれるのかという心配もわきました。(実際に私が打った発言者の内容がちょっと誤解を与えていたふしもあり、反省。)
基本的なこととして、発言者の名前をきちんと文頭に書くということを省略してしまったり、liveの表記やリンク先をつけるなども怠っていました。

もちろん、速記や要約筆記の能力にたけた方が一人いればよいのでしょうが、あとからハッシュタグを見返していると、討論者に対しての同感、疑問や問題提起をしている使い方が自然なのではと思いました。


肝心の討論会の内容としては、ビジネスとアクセシビリティとを結びつけるという意欲的な議題に対して、難しいかもしれませんが、一つ一つのトピックスについて時間をとって、もう少し掘り下げたお話が聞ければよりよかったのではと思いました。

一方で、実体験として視覚障がいを持った方が話していた、入力フォームの郵便番号を入力すると自動的に住所が記載される機能の未整備や都道府県のプルダウンによる選択方法の是非、クーポン券を印刷するまでのアクセシビリティについてなど私には想像できない(できていない)ことがらについて、生の声として聞くことができたのが大きかったです。
やはり書籍やウェブでのノウハウだけではなく、ユーザーとしての生の声は、制作者の記憶にも残るように思います。


CSS Niteが主催する LP, Disk 6「CMSリベンジ編」に参加しました。
中小規模のサイト制作に活用できる低価格なCMSツールはひじょうに魅力的です。

今回は、


を中心に説明があり、5分間という短い時間で

のプレゼンが行われました。

私が注目していた点は、

  • サイト全体だけではなく、部分的にCMSを適応できる。
  • html,cssベースで簡単に適応できる。
  • 更新担当者にやさしい。

の3点です。
これらを踏まえるとSOY CMS、A blog cmsが優れているように思いました。
特にSOY CMSでは、トップページのhtmlファイルをもとに新着情報エリアをいとも簡単にCMS化するというプレゼンを披露され、MTに対する優位性を目の当たりにしました。

今後は、案件の内容に応じてMTや他のCMSツールを柔軟に使い分けていきたいと思いました。


先日、いつもお世話になっているツバルの森さんに同行させていただき、エコな印刷に取り組んでいるサンエー印刷さんの工場へ見学に行ってきました。

以前、ハイデルベルグさんの工場(兼ショールーム)に行ったときと負けず劣らず整理整頓が行き届いたすばらしい設備でした。

徹底したセキュリティ管理の中での製本加工や全量検査を行うサービスもさることながら、今まで聞いたことがなかったライスインキに興味を持っていました。

環境にやさしいということで、少し前までは大豆油インキが注目されていましたが、サンエー印刷さんでは、インキメーカーと協力してライスインキという米ぬか油を使用した印刷を行っているとのこと。

大豆の多くが海外からの輸入にたよっていることを考えると、国内で多く生産されている米ぬか油はフットプリントの軽減にも貢献し、植物油ということで環境にもやさしく、欠点の少ない方法だと実感しました。

大豆と異なり食用部分以外の米ぬかを使用するという点で、食糧問題にも配慮しています。

唯一の欠点としては、インキの価格がまだまだ一般のものと比べると割高とのことで他の印刷会社さんにも以下のコンソーシアムで啓蒙をして広めていきたいそうです。
ライスインキ・コンソーシアム

最近自宅でホームベーカリーを用いて米粉パンならぬ、ごはんでパンという強力粉にご飯を加えたパンを作っているのですが(おいしいです!)、お米がいろいろなところで活躍する機会が増えたらいいなあと思いました。


うつわ

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先日、ようやく21_21 DESIGN SIGHTの「うつわU-Tsu-Wa」に行ってきました。雑誌などで拝見していたルーシー・リィーさんの作品を間近にみられるとあって楽しみにしていたのです。
全体のディレクションを三宅一生氏が行い、会場構成を安藤忠雄氏という贅沢な内容でした。清涼感のある水面に作品が浮いているように配置され、ガラスなどのさえぎるものがない展示空間がたいへん心地よく感じられ、作品そのものもいっそう引き立って見えてくるようでした。
警備の関係もあるのでしょうが、よくをいえばもう少しだけ作品を近くから眺められればといったところです。
ルーシー・リィーさんの作品は、評判通り、とても美しく、陶磁器の質感、縞の文様などは人間の手仕事の大切さをあらためて考えさせられる優れたもので、自分のものにしたい、いつまでも見ていたいとも思わせる魅力がありました。
また、こちらはガラスケースに入っていましたが、初期のボタンの作品もかわいらしく生活の中にある芸術の力を体感しました。

会場をあとにしようと階段をのぼっているとどこかで見た方...と通りすぎ、ふりかえって「三宅一生氏」とじーっと見てしまいました。スタッフの方に聞くとたびたび会場を訪れているとのこと。写真のままのいでたちでりんとした存在感がありました。

Movable Type以外のCMSツールにも興味があります。
CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」で勉強してきたいと思います。このようにトラックバックすると参加費も割引になるそうです。
ご興味のある方は是非。